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キッチンカウンターの収納はおしゃれに使いやすく

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アイランドキッチンオープンキッチンキッチン収納

キッチンカウンターは、キッチンとリビングダイニングをつなぐ場所。料理をしながら家族とコミュニケーションを取ったり、配膳や片付けがラクにできたりと、使いやすさ抜群のキッチンカウンターですが、オープンな空間であるがゆえに、散らかっていると目立ちやすい場所でもあります。今回は、キッチンカウンターの収納のアイデアをご紹介いたします。

対面式のキッチンカウンターは収納力が大事

キッチンは、調理をする場所であり、食品を管理する場所でもあるので、調理家電から小物まで大小さまざまなものが集まっている場所と言えます。キッチンカウンターの使いやすさとキレイさを保つには、適切な収納を確保することが重要です。上部に吊戸棚のないオープンなキッチンカウンターは、比較的収納が少ないと思われがちですが、工夫次第で収納力をアップさせることも可能です。

使いやすいキッチンカウンターの収納アイデア

スッキリ見せて収納力抜群!

キッチンカウンターの背面にも吊戸棚がなく、おしゃれな印象のこちらのキッチン。ミントグリーンのアクセントクロスが爽やかな雰囲気ですね。正面から見るとスッキリとした印象でありながら、背面の壁には腰までの高さの収納棚があるII型(2列型)のキッチン。4段引き出しのキャビネットは大容量の収納力で、調理器具やお皿、調味料などキッチン周りで使うアイテムを収納できます。

キッチンの奥に続く便利なパントリー

こちらの事例では、白いキッチンカウンターの奥からパントリーへとつながっています。パントリーとキッチンの床は同素材のタイルが使われ、フラットに続いているので、アクセスしやすく、重たいものなども運びやすいでしょう。買い置きや備蓄、土鍋などの使う期間の限られた調理器具など、キッチン内に置くと嵩張ってしまうものを、ほとんど全て収納できます。小部屋のような広さのあるパントリーのおかげで、キッチンカウンターはいつでもキレイを保ちやすくなりますね。

飾り棚で見せる収納

キッチンカウンターの収納では、見せる収納と隠す収納のバランスも重要になります。キッチン背面の壁に飾り棚を設置して、お気に入りのマグカップや食器などをディスプレイすると、リビングやダイニングからの見た目も美しくなるのでおすすめです。棚に飾る際は、置く小物の色や形を揃えて、統一感を持たせると、より整った印象に。外から見える場所に収納することで、キレイにしようという意識が芽生えて、整理整頓が習慣化しやすくなるでしょう。

まとめ

キッチンカウンターのキレイを保つには、ライフスタイルに合ったキッチン収納が不可欠です。家族の人数、料理や買い物の頻度、物の管理が得意かどうかによって、最適なキッチン収納の在り方は異なります。理想のキッチン収納のある家をお考えであれば、ぜひ一度専門家へご相談ください。

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著者:一級建築士 岸 弘

           

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