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アイランドキッチンの特徴とメリットやデメリット

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アイランドキッチンとは、キッチン部分が壁に接しておらず、島のように配置されたキッチンのことです。

キッチンの主な種類としては、壁付きキッチン、対面キッチンがありますが、アイランドキッチンは対面キッチンに分類され、ダイニングやリビングの家族とコミュニケーションが取りやすいのが特徴です。

今回は、アイランドキッチンを事例とともにご紹介します。

アイランドキッチンのメリット

アイランドキッチンのメリットその1:解放感がある

アイランドキッチンの一番のメリットは、解放感があるところでしょう。キッチンが壁に接していないので、キッチンがちょっとしたステージのような位置付けになります。

アイランドキッチンのメリットその2:家族とのコミュニケーションが取りやすい

食事を準備し、食事をして片付ける時間というのは、1日の中でもかなりの時間を占めています。この時間が、すこしでも家族と共有でき楽しい時間とすることができるのが、アイランドキッチンの魅力です。

アイランドキッチンのメリットその3:複数人で作業がしやすい

アイランドキッチンはペニンシュラキッチンと違い、壁に接していないため回遊性も高く、複数人で作業がしたい場合にも向いています。 子供と一緒に、また夫婦で並んで作業をするのにとても向いているデザインと言えそうです。

アイランドキッチンのデメリット

アイランドキッチンのデメリットその1:収納スペースが取りずらい

アイランドキッチンには開放的な空間と引き換えに、収納スペースが取りずらいという問題があります。この問題は、キッチンの近くにパントリーなどを設けることで解決ができます。

アイランドキッチンのデメリットその2:間取りにスペースが必要

アイランドキッチンは壁に接していない分、周りをぐるっと回遊できるスペースが必要になります。

アイランドキッチンを取り入れるポイント

アイランドキッチンは、キッチンが家族の中心となる間取りと言えます。毎日の食事の支度から片付けまで、1日の多くの時間を過ごすキッチン。

朝は1日のスタートとして、家族も忙しくそれぞれ時間にずれがあっても、対面型キッチンなら食事中の家族と片付け中の家族も会話できます。

夜は、家族が揃うまでリビングとつながるキッチンで夕食の準備をしながら、ゆっくりと家族の話を聞いたり、一緒に料理をするのもいいかもしれませんね。

収納や設備など、専門的な工夫が必要な点も多いアイランドキッチンは、ぜひ専門家にご相談いただければと思います。さまざまな事例をもとに、ご提案させていただきます。

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著者:一級建築士 岸 弘

           

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