大開口で空間も気持ちも晴れやかに
コラム
大きな窓で開放感いっぱい、たっぷりの陽光が入る空間は、いるだけで心が晴れやかになりますね。朝起きて、明るい太陽の光に照らされた家族の笑顔をみるのは幸せそのものではないでしょうか。おもわず顔がほころんでしまうような空間作りを今回はご紹介します。
目次:
1.外への広がりを感じさせる新しい玄関
玄関といえば出入り口はドア1つというスタイルがオーソドックスではありますが、あえてそこを大開口をもうけて、開放感たっぷりの玄関にしてみるのもおすすめ。玄関は「人を招き入れる」最初の空間。開口部を大きくすればそれだけウェルカムな雰囲気を醸し出されることでしょう。外部空間への広がりを感じながら、のびのびと玄関で過ごしてみる、そんな新しい玄関スタイルはいかがでしょうか。
2.光だけではなく爽やかな空気も部屋の隅々まで届ける
大きな開口部はたっぷりの陽光を届けてくれるのはもちろんのこと、加えて外の気持ち良い風邪や空気までも部屋のすみずみまで届けてくれるもの。
家族が集うリビングダイニングは、気持ち良い空気をまとわせていたいですよね。そんなときには思い切って天井高さギリギリまでの大開口をもうけてみましょう。窓をひとたびあければ、気持ちの良い風が入ってきて、気分も爽やかに過ごせそうですね。
3.たっぷりの陽光とハンモックの相性は抜群
大きな窓を取り付けて開放感と柔らかな陽光が手に入ったのであればぜひ少しの遊び心を発揮してお試しをいただきたいのがハンモック。ハンモックと大開口の相性は抜群中ぼ抜群。
ぽかぽかした空気感の中でゆらゆら揺られてお昼寝。これぞ大開口の良さを最大限に活かしたケースです。
人にとって太陽の光や、肌をなでる気持ちの良い風というのは想像以上に体やココロの健やかさを左右するもの。春から夏にかけてはその元気な雰囲気をもつ陽光に気持ちもあがりますし、秋は少し落ち着いた光で読書の秋を満喫できます、日照時間が減る冬は逆にその貴重な太陽の光のもたらしてくれる多幸感を最大限に享受ができます。
ぜひ、思い切って天井まで届くような大開口の取り入れを検討してみてくださいね。
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著者:一級建築士 岸 弘